電脳にっき。

ななころびふて寝の日々

高専生のノートパソコンの選び方

2020/2/17追記
↑こちらに最新の情報で書き直したものを投稿しましたので、そちらをご覧ください。
みなさんはじめまして。でじぃ(@RCdigital_)です。今回は高専に新たに入学した学生さん向けに、「初めてのノートパソコン」の選び方を解説します!高専に入学したと言っても、パソコンの知識はまちまちだと思うので、今回はとりあえず「右も左も分からない人」 向けに解説していきます。右も左も分からない人向けなので、詳しいところは書きません。初めてのノートパソコンを選べる程度の解説だけです。では、早速解説に入ります。

 

 

1. スペックの見かた

 おそらく初心者の人が最初に突き当たる壁がこれです。「スペック表にいろいろ書いてあるけど何書いてるか分からない!!」と思っている人も多いでしょう。スペックは、大きく4つの観点で見ることができます。それは

・CPU

・メモリ

・ストレージ

GPU

の4つです。まずはCPUから説明しますね。

・CPU

この部品は「しーぴーゆー」と読みます。アルファベットそのままです。これがパソコン全体の性能を大きく左右します。現在のCPUは主に2つのメーカーが作っていて、(製造を外部委託してるメーカーもありますがここでは書きません)IntelAMDです。Intelは知ってる方も多いと思います。「インテル 入ってる」のCMで有名ですね。それに対してAMDは知らない方も多いかもしれません。AMDは「エーエムディー」と読みます。アメリカのメーカーで、長い間Intelに性能で負けていたのですが、ここ数年で一気に巻き返してきています。初心者にどちらがおすすめかと言えば、流通量も情報も圧倒的に多いIntelの方です。AMDも悪くありませんが、ノートパソコン向けCPUではまだ少しだけ、Intelに性能が及びません。(IntelIntelで課題があるんですが)
さて、これで選択肢は絞られました。IntelのCPUの性能はCPUのブランドで大別できます。主要なものを、下位のグレードから挙げます。

Celeron(読み:せれろん)
ネットサーフィンとか文書作成用です。高専生が買って満足できる性能はないと言っていいでしょう。なのでこれはやめましょう。大抵後悔します。

Pentium(読み:ぺんてぃあむ)
Celeronに毛が生えたくらいの性能です。やめよう。

Core i3(読み:こあ あい すりー)
そこそこ使える性能です。マジでお金がないときの最低ラインとしてはいいかもしれません…がおすすめはしません。

Core i5(読み:こあ あい ふぁいぶ)
おすすめです。高専生向けのパソコンならこれより上のグレードのCPUならOKと考えておいて大丈夫かと。

Core i7(読み:こあ あい せぶん)
Core i5がちょっと進化しました。これもおすすめです。性能がほしいならこれをどうぞ。ただしノートパソコン用Core i5Core i7で感じられる性能差は大きくはないでしょう。

Core i9(読み:こあ あい ないん)
最近新しくできたグレード。これをノートパソコンに積むくらいならデスクトップパソコンを別に買うほうが色々な面で良いと思いますし、あまりおすすめできません…(発熱が大きいので)
性能を追い求めるなら選択肢としてなくはないです。

CPUの型番を一通り紹介しました。筆者のおすすめはCore i5Core i7です。最近のCore i5Core i7クラスなら急にプログラミングをやりたくなっても当座は困らないくらいのスペックはあるはずです。迷ったらこれを選びましょう(ちなみに余談ですが、CPUのスペックが良いと、このあと解説するスペックも良くなっていることが多いです。なのでそういう意味でもおすすめです)。
しかし、同じCore i5やi7でも、CPUの世代によって型番が異なります。見方はあるのですが、初心者の方は覚えられないと思います。(「そんなことねぇよ俺は覚えられるぞ!!」という方はこの先解説見なくてもいいと思います)

というわけで、今回は簡単に解説します。


・CPUの世代
CPUは、
Core i5-○xxx や
Core i7-○xxx
のように表記されることが多いのですが、その中でもブランド名のすぐ後ろに書いてある数字(上でいうと○の部分)はCPUの世代を表しています。7と書いてあれば第7世代、8と書いてあれば第8世代、というふうになります。この数字が最低でも6か7、できれば8のものがよいでしょう。ちなみに第8世代は第7世代から一気に性能アップしているので、選ぶなら数字が8の第8世代のものがおすすめです。

・各ブランド内での性能の差

CPUの世代はこれでわかりましたが、ブランド内での差は?とお思いの方も多いと思います。詳しく説明してもいいのですが、長くなってしまうので割愛します(おい)。とりあえず、普通は「とりあえず数字のでかいものが高性能」なので、そうやって覚えましょう。

・メモリ

データを一時的に記憶しておくものです。よく作業机に例えられますね。当然大きければ大きいほど良いですが、余らせていても無駄なので、8GB〜16GBのものが良いでしょう。ただ、比較的増設しやすいパーツなので、しばらく使って足りないなと感じてから増やすのもアリかもしれません。しかし、いくら増設しやすいと言っても4GBはおすすめしません。

 

・ストレージ

・HDDかSSDか?
ハードディスク(HDD)やSSD(読み:えすえすでぃー)と呼ばれるものがストレージに相当します。もちろん、大きければ大きいほど良いです。昔は高価だったSSDも、最近は安くなってきているのでおすすめです。HDDの数倍の速度でデータのやり取りができるので、OSの起動など多くの動作が快適になります。SSDにも欠点はありますが、通常はメリットがデメリットを上回るのでできるだけSSDを選ぶようにしましょう。
・容量
128GBではおそらく足りないと思います。おすすめは256GB〜512GBくらいです。ちなみに筆者は256GBですが3DCADのソフトなどをいろいろ入れているので結構カツカツです…

GPU

これはグラフィックス(つまり画面への描画)を担当するパーツです。ただノートパソコンではCPUに内蔵されていることがほとんどなので、これを気にしなければならないのは「ノートパソコンでグラフィックのパワーを要求する作業をする人」だけです。そもそもグラフィックのパワーが必要な作業をノートパソコンでするのはあまりおすすめではありません…というわけでここでは詳しく解説しません。(が、もしかしたら別に記事を書くかもしれません)

2.実際に選ぶ

いつまでもスペックの話をしていても仕方ありませんね。それではおすすめスペックをまとめてみます。

・第8世代のCore i5Core i7
・メモリ8GB〜16GB
SSD 256GB〜512GB
ではこれを満たすノートパソコンを挙げていきます。(製品名のところがリンクになっています)

 

Lenovo Ideapad 330S
とにかくやすぅい!!スペックだけ見れば魅力的です。

 

Dell G3 15 プレミアム (Core i5 GTX1050搭載モデル)
目を疑う安さです。これはCPU内蔵のGPUではなく、GTX1050という、軽いゲームならこなせる程度の性能を持ったGPUを装備しています。ただその分重くなっています。スペック対価格比は最高レベルと言えるでしょう。しかも指紋認証付きだし…すごいコスパです。

 

ASUS ZenBook 13 UX331UN
信頼のASUSブランド。指紋認証でサッとログインできます。あと画面のベゼルが狭いのですっきり見えます。

 

HUAWEI MateBook 13
スマホで有名なHUAWEIですが、最近はノートパソコン市場でも存在感を発揮しつつあります。そんなHUAWEIの最新モデルがこれ。端子類を拡張する「HUAWEI MateDock 2」も付いているので端子が足りない心配は大きく減ります。あとデザインが良いですね。Macbookのようなデザインでかっこいいです。しかも、電力供給が今普及してきているUSB Type-Cでできるため、持ち歩くケーブルも減りそうなところが好印象です。

 

Lenovo ThinkPad E580 20KSCTO1WW
IBMからThinkPadを引き継いだレノボが製造するThinkPadトラックポイントと呼ばれるキーボード上の赤いでっぱりが便利で、今も人気のパソコンです。これはお値打ちなモデル。しかし指紋認証もしっかり装備しています。

 

ThinkPad E480 20KNCTO1WW
上記のものとあまり変わりませんが、こちらは少し珍しいモデルです。通常、CPU内蔵GPU以外に別のGPUを搭載するとなるとNVIDIA社のGeForceシリーズ等を搭載する場合が多いのですが、これはCPUのところで出したAMD社が設計するGPUを搭載しています。これも中々コストパフォーマンスに優れていますね。

 

Acer TravelMate X5 TMX514-51-H76Z, TMX514-51-N78U, TMX514-51-N58U
これはまだ発売されていませんが、全3モデルがすべて重量1kg未満の軽量なノートパソコンです。高専生活ではノートパソコンを持ち歩くこともあるでしょうし、「軽さ」というのは重要になってきます。その点でおすすめですね。

 

...と、ここまでおすすめのパソコンを列挙してきましたが、もちろんこのほかにも良いパソコンがあると思いますし、ノートパソコンはスペックだけでは測れない部分がたくさんあります。スペック以外の部分も比較して、自分にあったパソコンを見つけてください。今回紹介したおすすめスペックに合う製品なら、性能面で不足は感じないはずです。ちなみに、筆者のノートパソコンは高専生協で買いました。よくインターネット上で「生協PCは高い」と言われていることがありますが、冷静に見てみると妥当だったり、安かったりすることも多いです。筆者が買ったのはPanasonicのLet's note SZ6で、4年間の保証付きでなんと156945円でした。

f:id:digital_xcct:20190430005000j:image

 

このSZ6は大学生協向けのカスタムモデルなので仕様が特殊ですが、品質も価格も耐久性も高いLet's noteとしては破格と言って良いくらいの値段です。しかも先述のおすすめスペックはきっちり満たしていますし、筆者自身満足しています。全体的に価格が高めなのでおすすめとしては紹介しませんでしたが、個人的にはおすすめのパソコンです。なので、生協PCでもよいものはある、ということは覚えておいて損はないと思います。
この記事を参考に、ぜひピッタリのパソコンを見つけてください!